ライバルの意見や提案を潰すための心理テクニック(オハイオ州立大学)

ライバルの意見や提案を潰すための心理テクニック(オハイオ州立大学)

ライバルの意見や提案を潰したいときは「過激派みたいな考え方ですね」といってネガティブな評価を受けている集団と同じというラベルづけをすると良いです。
それによって周囲の人はその意見に対する評価を下げます。

オハイオ州立大学の実験でも同じ内容の意見であっても誰が主張しているかによって評価が変わるということが分かっています。

この実験では233人の大学生に3パターンのエッセイから1つをランダムに割り当てて読ませました。
エッセイの内容は3パターンともほとんど一緒でゴルフ場の規約が男性しか会員になれないということに批判的な意見が書かれたものです。

内容はほぼ一緒ですがエッセイの著者とされた人が違いました。著者には以下の3つのパターンがいました。

  1. 一般市民
  2. フェミニスト
  3. 過激なフェミニスト

エッセイを読み終わった後に参加者は「女性会員を認めるべきである」「有名なゴルフ大会をこのゴルフ場で開催するのはやめるべき」といった意見に同意するかどうか聞かれました。
このとき過激なフェミニストが書いたとされたエッセイを読んだ人たちはこれらの意見に同意する可能性が低いことが分かりました。

男女を平等に扱うべきという過激でない意見でさえも過激派が主張している意見とされると支持率が下がるのです。
それくらいラベリングというのは強力な威力を発揮します。

誰かの意見を潰したいときはその集団で嫌われている人々と同じ意見だといってラベリングしてあげましょう。

参考文献:Thomas E. Nelson,et al.(2011).Vilification and Values