お客様に信用される商品説明のちょっとしたコツ

お客様に信用される商品説明のちょっとしたコツ

お客様に信用される商品説明のコツは悪い面も少しだけ説明するということです。

「うまい話には裏がある」という言葉は世間一般には広く知られている言葉です。
それにも関わらず何十年も前から投資詐欺などの被害者は一定数存在します。

詐欺師が「この金融商品に投資すれば1年でお金が2倍になります。銀行に預けておくよりも儲かります」と勧誘してきても多くの人はひっかからないでしょう。
そんなおいしい話があるわけないということは理解できるからです。

だから詐欺師もそのような勧誘は行いません。
多くの詐欺師は良い面だけではなく、ちょっとした悪い面も説明します。
そうすることで信憑性が増すからです。

例えばあなたが欲しがっていたブランド物のバッグが安く売っているのを見かけたとします。
通常の価格の半額で売っていたとしましょう。多くの人は偽物ではないかと疑います。

店員が「当店は独自のルートで仕入れているので安く販売できているのです」と説明しても信じるのは難しいと思います。

しかし店員が次のような説明をしてきたらどうでしょうか?

「実はこのバッグは正真正銘本物ですが、裏側に目立たない傷がついてしまっているのです。なので通常よりも大幅に値引きをして販売しています」と説明されたらどうでしょう。

商品の良いところだけでなく、悪いところも説明されたことで安い理由に納得するのではないでしょうか。
そしてそんな情報も隠さずに説明してくれたことに対して信用を寄せるのではないでしょうか。

店員の商品説明にはブランドが本物か偽物かを判断するための有益な情報は一切入っていません。
それにも関わらず「傷がある」というデメリットのおかげで値段が安い理由に納得してしまうのです。

優秀なセールスマンの多くが商品の説明をするときに良い部分だけでなく、悪い部分もほんの少しだけお客様に伝えます。
そうすることで良い部分の説明に真実味が増すのです。
これはお店の販売員だけでなく、詐欺師がよくつかうテクニックでもあります。

ニュースなどを見ているとそんな単純な詐欺にひっかかる人がいるのか?と不思議に思う人もいるかもしれません。

しかしそういったニュースを見たときに自分は絶対にひっかからないと安心している人こそ注意が必要です。
知らないうちに相手の心理トリックにひっかかっているかもしれません。

心理学カテゴリの最新記事