中学1年のときの友達と5年後も友情が続いている確率は1%

中学1年のときの友達と5年後も友情が続いている確率は1%

あなたは中学1年生のときに仲良くなった友達と今も続いていますか?
もしそうならあなたは全体の1%に入っていることになります。
それほど10代の友情は壊れやすいものなのです。

ほとんどの友情は1年以上続かない

フロリダ・アトランティック大学が10代の少年少女を調べたデータがあります。

それによると7年生(日本の中学1年)のときに親しくなった相手と1年後も親密な友情が続いている可能性は24%です。

最初の1年を乗り越えたコンビが3年目まで続く可能性は36%まで上がります。
そこを超えるとさらに続く可能性は上昇します。

しかし7年生の時点で友達になった相手と5年後まで友情が続いている可能性は1%しかありません。

大人が邪魔をする?

12~13歳のときに親しくなった相手と長く続かないのにはいくつかの要因があります。

まず学業成績が異なると一緒にいるのが難しくなります。
また他者に対する受容の態度や攻撃性に差がある場合も別れの原因となります。
他にも親からの「あの子と遊んじゃいけません」という妨害が入る可能性もあります。

しかし学校のシステム設計そのものに原因があるという意見もあります。

多様性を認め合い皆と仲良くしなさいという方針が特定の相手と深い絆を築くことを邪魔するかもしれません。
その一方で習熟度によってクラスを割り振ることで分断が生じたりもします。

これは学校が友情や思いやりといったことよりも、社会に出て使えるスキルの習得に重点を置いているために起こる弊害かもしれません。

10代の濃密な人間関係は発達に重要な影響を与えます。
性格の半分は児童期から思春期にかけての友人関係で作られるという人もいるくらいです。

大人が下手に口出しをすると成人後の人間関係にトラブルを抱えるかもしれません。

参考文献:Amy C. Hartl, et al. (2015). A Survival Analysis of Adolescent Friendships: The Downside of Dissimilarity.