彼氏以外の男がイケメンに見えるのは知覚的ダウングレードが働かなくなったから

彼氏以外の男がイケメンに見えるのは知覚的ダウングレードが働かなくなったから

彼氏がいるのに急に他の男性が魅力的に見えてきた…
街にはイケメンが多いということに気がついてきた…

という人は単なる倦怠期ではないかもしれません。

二人の関係が上手くいかなくなり始めたサインかもしれません。

Perceptual Downgrading(知覚的ダウングレード)

彼氏がいるときでも他の人に心を奪われそうになるのは自然な感情です。
新たに出会った相手に対して「彼氏よりもイケメンだなあ」と思うこともあるでしょう。

しかし一部にはこういった感情が起こりにくい人もいます。
つまり恋人のいるときは他の異性に対しての評価が高まり難い人です。

無意識に相手の魅力を低く評価しようとするのです。
このような現象を心理学で「Perceptual Downgrading(知覚的ダウングレード)」と呼びます。

特に誠実な人ほどこれが起こりやすくなります。
また関係が上手くいっているときほどその効果は顕著です。

誠実な思考は関係が上手くいかなくなったときに弱まる

ラトガース大学のシャナ・コール准教授らは現在のパートナーとの関係が他の異性の評価にどのような影響を与えるかという実験をしました。

実験では1人の人物の写真をコンピュータで加工して魅力の度合いを変化させた10枚の写真を作成しました。

そしてその人物は恋人を募集しているということを被験者に伝えて写真を見せました。

披見者はその10枚の中から加工前の写真と一致するものはどれか選ぶよう言われました。

これで何が分かるかというと、魅力的に加工された写真を選ぶ人は実物以上に相手を評価する傾向があるということです。

結果は現在恋人がいるという人ほど魅力的ではない写真を選び、恋人のいない人ほど魅力的な写真を選ぶというものでした。

さらに恋人と上手くいっている人ほどより魅力的でない写真を選ぶ傾向があったのです。

つまり無意識に異性の評価を下げているということです。

実際に恋人のいるときは他の異性が全く目に入らないという人は少なくありません。
それは自分の中で「他の異性に下心を持つのはいけないことだ」という誠実な思考が強く生まれそれが行動に影響しているからです。

しかしこの誠実な思考は関係が上手くいかなくなったときに弱まるようです。

参考文献:Shana Cole, et al,(2016)In the Eye of the Betrothed: Perceptual Downgrading of Attractive Alternative Romantic Partners